投資家の本懐

FX、不動産投資、その他投資全般について

クリスマスシーズン(FX)

以前、クリスマス商戦の売上がどうなるか、について書いたと思うが
市場の予想よりも多少良かった。
市場予測が0.4%増だったのに対して、0.6%の増加。

個人的には、「え?クリスマスってもっとメッチャお金使うんじゃないの?」
と感じ、元々の予想が前月比0.4増ってのが多少すくないんじゃないかとも
感じたが…

で、アメリカの個人の借金は、これでまた増加しているし
数字でわかる範囲での、支払いの遅延も増加はしている。

たださあ、日本人の感覚からすると、アメリカの消費って理解不能な部分が。
借金しすぎだろと。
企業が借金をして事業を進めるのはわかるが
個人が、たとえばサブプライムで、なかなかトンデモな状況にもなったというのに
相変わらず・・・とは思うが
でもまあ、それでずっと回っているのがアメリカだし。

以前、BINGチャットで
「日本ももう少し、借金で買い物をする傾向が強まれば、景気も上がり、それにより給与も上がるのでは?」と聞いたとき
「そのいくつく先は、もしかしたらサブプライムかもしれませんよ」と返され
珍しく本質を突いたことを…としばらく絶句した記憶がある。

今のボクは、「誰が何と言おうとリセッションする」が60%ぐらい
「ソフトランディング」するが40%ぐらいの考え。

借金で消費を支えるという社会の姿勢は
不況から回復する場面では力になるが
金利を上げて、インフレを落とす場面では、よりマイナスになるのではないか?

と、過去ではソフトランディングは出来ていない。
が、過去に「克服できなかった不況は(世界恐慌以外)ない。
今回、世界恐慌並みの事態になるかは…
そこには、「そうはならないでほしい」というバイアスが自分にあるので
客観的な判断が出来るかどうかはわからない。
(世界は数字だと考える投資家なら、全て客観視しなければならないのだろうが)

そんな借金して大丈夫なの?
いや、これまでも借金してきたんだから大丈夫

きっとボクは今のところ、この間で揺れているように思う。