投資家の本懐

FX、不動産投資、その他投資全般について

メキシコペソの異常値の経緯(FX)

まずは近況から。
ドル円は155円前後を行ったり来たり。
メキシコペソは9.15からするすると上かと思えば
9.07前後に戻って足踏み。
日銀の政策決定会合では、どうも利上げがありそうな雰囲気も。
ペソはまだ高いんで、もうちょっと下に来たらほんの少し買ってもいいかと。

さて、先日のメキシコペソ、1分の間に9.00から8.50あたりまで落ちて戻ったという話。
当初ボクは、FX会社のトラブルもありえるのでは?と気にしたが
どうもこれ、偉い人がストップ狩りをやった模様。
ドル円はこんなふうに、値を動かすことは出来ないが
豪ドルなら多少、メキシコペソなら現状のように、ある程度可能なけで。

若い頃であれば、必ず現在地のある程度下に、1枚だけ買いは入れて置いた。
極まれにこれが刺されば、小銭が貰える。
まさに、拾うより簡単にお金が貰えるわけだが…。
あまり良い気分にはなれないが、お金はお金だ。
そして、多少のお金を持つようになった今
つくづく、こういうの、嫌だなあと感じる。

これってロングしてる人の財布に手を突っ込んで、お金を取るのと
何が違うんだろう?と感じてしまう。
ハイレバでやっている人は、必ずストップを置くわけで
これを狩れば、その人たちの損は、そのまま仕掛けた人の得になる。
それ、株で言うと、株価操作なわけで、違法性があるわけだが、
こんなことをしてまでお金を儲けたいのだろうか?
少なくともこれ、純粋な「経済行為」だとは思えない。
ましてや、一国の通貨を、このようにおもちゃのように扱うとは…。
ボクは、非道であり無礼だと感じる。

小銭しかない子供が、おいたをしたくなる気持ちはわかる。
が、レートを動かせるほどの金を集められる、大の大人が
そのようなことをするのは、恥ずかしくないのかと。

まあ、こんなこと、ここで言っても仕方がないが
このような行為は、するべきではないし
為替というシステム上難しいが、罰則があってしかるべきだと感じる。