投資家の本懐

FX、不動産投資、その他投資全般について

PCE発表を受けて

アメリカのPCE発表内容は、かなりマズかった。
GDPの伸びは半減し、物価の上昇は予想以上だった。
恰好として、スタグフレーション的な状態になっているわけで…。

もしトラの話でちらっと書いたが
トランプ大統領は、何も出来ないか、あるいは思い切りマイナスになることをするか
の2択だろう。
今のアメリカの経済の数字が、まだマシに見えるのは
大量の移民のおかげなわけで
移民嫌いのトランプが、もし移民を止めれば、経済はおかしくなる。
じゃ、移民を受け入れれば
当然だが、トランプらしさの無い4年間になるだろう。

さて、アメリカは70年代に戻った、などと言う人もいる。
そこで思い起こすのは、株の死か…。

ボクは、スタグフレーションというのは、外的要因が無ければ起きないものだと考えている。
実際70年代は、オイルショックで石油価格が上昇したことで
物価が上がり、景気が後退するという、最悪の事態となった。
今も同様に、中東情勢の悪化が大きな要因となって、物価が上がっている。
正直こういったコストプッシュ型の物価上昇は、金利ではコントロール出来ないというのがボクの考え。
ま、今回はそんなことじゃなくて…。

で、何を買えばいいのか?
ボクがこれまで書いてきたのが
・ダブルインバース
・金(かねじゃなくゴールドね)
やはりこのふたつだと、思わなくはない。
ダブルインバースは、タイミングとか色々怖い部分はあるが
ゴールドは大損する可能性は少ないはず。
あるいは、新ニーサなら、最悪10年後には上がると信じて
積立を続けるか?
一部、損切りをしている人が居るようだが
株は下落するからおいしいのであって
積立ならここで買い続けるのはチャンス…か
あるいは地獄の一本道かもしれないが。

で、このタイミングで不動産を買うのは、あまり良い策だとは思えません。
ま、ボクはおそらく買いますけどね。