投資家の本懐

FX、不動産投資、その他投資全般について

台湾有事について

一部、偏屈な読者から、

1ヶ月も更新がないです!と催促が。

しゃーない、何か書くか。

といっても、ここは経済の話で

純粋に政治を語るものではなく…。

 

昨今ごたごたしている台湾有事について。

経緯としては、うちとこの首相が

存続なんちゃらーと言い出して、

中国がそれに反発して…という流れ。

 

まず首相の発言についてだが、

なんで真っ正直に答えるかなーwと。

まず、あの場でお茶を濁す発言をしたからといって、いざというとき、軍事アクションを

起こせなくなるわけでもなし…

 

あの発言のヤバい点は、あれにより

中国が、台湾侵攻の前に、日本への

サイバーテロを起こすべきという選択肢を考慮させたこと。

 

ネットや銀行、鉄道、飛行機などのインフラは

物理的な攻撃をせずとも、一時的に混乱させることは、比較的簡単。

鉄道など、線路や駅を破壊せずとも、線路付近で煙を起こすだけで、一時的には止まる。

飛行機だって、極端な話、空港などに爆破テロの予告をするだけでも、完全な運行の邪魔は出来る。

 

一時的にしろ国内が混乱すれば、政府はその対処に追われる為、自衛隊派兵の決定を遅らせることになる。

どうせ台湾侵攻など、ウクライナ戦争のように

長期に渡る計画ではないのだから、

一瞬、隙を作って、その間に実行すれば良いこと。

もし実際に軍事アクションを起こすつもりがあるのなら、

いやー、うちは憲法の見地もあるから

軍事アクションは、なかなか起こしにくいつますよねー。

中国さん、仲良くしましよー。

などと言っておいて、いざというときは

早急に派兵すべき。

要は、もし戦うのなら、日本は出て来ないだろうと思わせてから派兵すべきだよねと。

作戦としてどうよ?とは思う。

ま、そこは良い。

別に首相を批判したいわけでもないしー。

 

それより、日本が早く表明すべきなのは、

人道的見地からの、民間人の受け入れではないか?

 

まず私が考える移民受け入れについて。

日本は、潜在的日本人となり得る移民を

選別して受け入れるべきと。

単に仕事の為、お金の為に日本に移住しようとするのではなく、

日本が好きで、経済的理由以外で

日本を愛するであろう移民を選別しようと

目指さなければならんと。

ある程度お金もあって、アメリカなり、

他国にも行けるけれど、

日本がかだから、日本に住みたい。

そういう人ならば、わざわざ奈良の鹿を蹴飛ばすようなことは、ようせんだろうと。

 

ところがよ、今のところはそういう動きがない。

そこがね…どうかと思うわけで。

今の外国人って、どちらかというと、

仕事の為、金の為に日本に住んでる人が多い。

一方で、受け入れる側も、労働力として

相手を見ている…。

これ、ちゃうんちゃう? と。

 

だからね、

普段は日本は移民を受け入れないけど、いざというとき、緊急時には、無条件ででも受け入れます、

というメッセージを出すべきだったのでは?

ほら、日本って良い国でしょ。だから好きになってーと、アピールすべきなんじゃね?

というのが理念だけど、理念だけでは片手落ち。

 

もう一方、TSMC欲しくね?

あれが日本の企業になれば、税収だって

ガッポガッポやーんw

日本が民間人を積極的に受け入れると表明すれば

TSMCなりも、より積極的に日本に工場も移す可能性が出てくる。

いざ、台湾が侵攻されれば、本社機能も

移転させる必要も…。

なら、危なくなる前に、工場だけでなく

意思決定機関も少しずつ日本に…。

 

これね、TSMCが中国に飲み込まれれば

nvidiaも困るわけで。

nvidiaの機能が危うくなれば、AI企業も困るから

アメリカも困る。

とりあえず、日本に移転するなら、当面は安心…

と、アメリカ政府やら、外国の企業が考えるようになればこっちのもの。

そうなることを目指して、動くべきだったのにーと。

中国だって、軍を出すかも?って言われるよりは、まだ反発も少ないだろうし。

人道的見地って言うと、積極的に反発しにくいしー。

 

一方で、日本海溝の海底油田の件もある。

同じ反発を招くなら、存続なんちゃら言うより

黙ってあそこを掘りたかったなあと。

中国は、自国海域で、油田掘ってるわけで、

ぶっちゃけ海底の油田は、中国領も日本領も繋がってるわけだから、

日本領の油田も、中国側から吸い取られてるわけで。

台湾の事に口を出してごたごたするなら、

油田掘ってごたごたする方が、国益になったんちゃう?

とね、善悪、是非の話じゃなく、

作戦としてどうなの?と…。

 

ま、今からでも、

さーせん、あれは日本国内向けのリップサービスで、軍を出す気なんてありませんからー。

と言っといて、いざとなったら派兵する

ぐらいの寝技が出来る人だったら良かったのになぁw

 

会社が潰れることは悪いこと?

まずは、前提として、今100万円を持っているとしよう。
そこで、あるビジネスを思いついた。

資金は10万円あればお店を出せる。
成功確率は1/3
成功すれば毎年20万円の収入となり、最低2年間はつぶれることはない。
2年目以降はどうなるかは不明だが、とりあえず2年で40万になることは確定とする。


店は何店舗でも出せる。
資金が100万円だから、借り入れをしない前提でも、10店舗は出せる。
もちろん副業なので、今やっている仕事を辞める必要はない。
さあどうする?

まずはやるかやらないか、の選択肢から。
数学的に考えれば、おそらくはやるのが正解だろうが
人生の正解ってのは、計算で決まるものじゃあない。
考えて、やらない という選択肢を選ぶとしても、
それはそれ。

で、このやるやらないを、別の方向から見てみよう。
今、10人の人が、3店舗を出すと決めたとしよう。
最低1店舗が成功する確率は、個人で見るとざっと7割。

じゃんけんを2戦して、最低1回は勝つ確率が75%だから
これよりは多少低くなる。

全体を通してみれば、30店舗出して、10店舗残るのだが
個人でみると、最低1店舗が成功する確率は70%程度。
体感より低いと感じるかもしれないが
それは仕方がない。
3店舗出して、たまたま3店舗とも成功する人がいる分
失敗する確率もそこそこになる。

で、最初に100万円ある という前提を置いたのだから
失敗する確率を減らす一番良い方法は
10店舗出すことだろう。
均せば3店舗は成功する。
2年後、120万円にはなりそうだし
2店舗しか成功しなくても、
3年目以降も、必ず潰れるわけではないのだから
少なくとも元は取れそう。

で、結局は何が言いたいか?
やるのが正解だ、などと推したいわけじゃあない。
ただね、店を出して成功するってことは
一般の消費者が、それを買う機会を、恩恵を受けられるってことだ。

社会の中で、「俺がやる」と手を挙げる人が一定数いないと
その社会は停滞しちゃうんだよと。
で、停滞しない社会では
この例で言うと、2/3の店はつぶれるんだよと。

前に書いたことだが…。
江戸時代の大金持ちは、現代の最底辺以下の生活レベルになるわけです。
そもそもが、冷蔵庫も無いし、運搬手段も限られているから
食生活が貧しくなるのは当たり前。
現代の低所得層が普段食べているものなんて
いくらお金を積んでも得られない。

移動手段もない。
今なら、200円程度出して、すぐに行けそうなところにも
行くのがたいへん。
住居だってそう。
風通しは?温度差は?
暖房は?冷房は?
そもそもスマホだって、パソコンだって無い。

で、今俺らがこうやって生活が出来るのは
過去に、無数の法人が潰れたから、なわけだ。
無数の法人が潰れて、あるいは
売れなかった商品、失敗した店舗、破綻したサービス…。
その残りの、運よく続けられたサービスなりの
上澄みを、俺らが利用しているわけだ。

ところがどうだろう?
果たして現代では、例に出したような状況で
「俺が店を出そう」と手を挙げる人が、どのぐらい居るだろうか?

まあ、それなりの規模の会社が、別法人、あるいは別店舗として
チャレンジをする ということはあるだろう。
けど、それじゃあ血が新しくはならない。
前回、全てのモノには寿命がある、と書いたが
つまりは、組織だって老いる。
人間だって、細胞自体で見れば、毎日新しい細胞が生まれているのに
全体を通してみれば、老人である。
中の人が入れ替わっているから老いない、などは
幻想のようなものかもしれない。
まあそこらへん、個体差はありそうだが…。

さて、ここまでを一言でまとめると
チャレンジしない社会は停滞する
ということなわけだが…。

こっからはボクの主観ね。
どうにも日本って、「失敗」に不寛容だよねと。
会社が潰れることを、ネガティブにばかり捉えるし
潰れた会社に居た人にも不寛容だし。

失敗するのことを悪く捉える社会だから
チャレンジしようとする人が、減っていくんじゃないかなあと…。
あるいは、個人が何かを所有するより
シェアしようと考える…。
まあこれ、そのタイミングでは、社会全体に良いことかもしれんが
長期的に見ると、停滞への道にしかならんのだよなあと…。

失敗を無くそうという意識を持ちすぎれば
成功もしなくなるわけだ。
という話で、ま、当たり前のことかもしれないが
その原因って、もしかしたら
俺らが、失敗した人を、悪く見すぎてることも
理由として大きいのかもね? と。


中国人民元は基軸通貨に?

さて、今のところ、世界で通用する通貨といえば
ドルだろう。
あくまで今のところ…。

で、何度も書いてきたことだが
だいたい基軸通貨は100年~150年で入れ替わる。

ボクはこれを、全てのモノには寿命があるという
言い方をしてきた。
長期の人気商品
たとえば、カールとかチェルシーだって
寿命がくれば廃れる。

企業もまた、小さなところからスタートし
大きくなり、やがて寿命とともに廃業または倒産となる。

そして、通貨もまたしかり。
同様であると。
通貨は、利用されることで、制度疲労をおこす。
もちろん、ひとつひとつの取引での疲労など、
無いようなものだが
貯蓄され、利用されるに従い、
少しずつ疲労を起こす。

一番はっきりとした疲労の理由はなにか?
ドルの発行国であるアメリカ自体は、
資本主義国の宿命として、好景気、不景気の波がある。
当然その波に従って、経済対策を打とうとするわけで
はっきりと言うと、インフレになれば
ドルの供給量を減らすことで、インフレ対策を打とうとする。

がね、ドルが世界中で使われる以上
ドルの供給量が大きく減ると困るわけだ。
これが円であれば
インフレになったから、円の供給量が減ったからといって
アフリカが、ブラジルが、アメリカが困ることなどほぼない。
ところが、ドルは世界中で使われるから
大きく供給量を減らす、とはいかない。

これが制度疲労となって、自国の通貨が
基軸通貨となった国は
100年程度で、その地位を維持できなくなる。
ま、ボクがFXをやって、経済を見てきて
どういう方向性を取ってもこうなるという考えに至り
それって一般的にどういわれてるの?
と調べたところ
トリフィンのジレンマ というらしい。

ああ、俺すげえ、と思っていたら、とっくの昔に
名前がついていたわけか。
ま、ボクの考えが間違いではなかったのは、
やっぱり俺すげええ なのかもしれないが
俺なんて凄くなくていいから、
基軸通貨の移行なんていう面倒なことを考えることなしで
投資を続けたかった…。

でね、ボクは、「人民元基軸通貨になるのは無理」と考えてきた。
だが一方で、中国は、「人民元基軸通貨にしたい」ようだ。

これまで「元で取引しましょう」と訴えても
発行元の中国に信用が足りない為、説得力がなかった。
古い言い方をすれば、当たり前体操だ。

で、中国は金を集めた。
「ゴールドを人民元の価値担保として保有するから、信用してください。」
だがこれ、過去にアメリカのやったことなわけで。
アメリカドルはいつでも金と交換可能だから、価値が担保されてます」
と言っていたアメリカが
「金との交換はやめじゃあああ」と吠えた歴史があるわけで。

アメリカより信用で劣る中国が、いくらゴールドを持っていると言っても
それが元の価値を担保するんだ、と言っているのは中国なわけで。
その中国に信用が無い以上、
ゴールドはあるのだろう。だからと言って…としかならない。
あのアメリカだって、金本位を反故にしたじゃないか、と。

そこで中国は、世界各国の保管庫に、一定量のゴールドを保有
保有量を見える化 しようとした。
まあ、とても簡略化した説明なわけだが。

言ってみれば、我々個人が、あるいは法人が
現金を10憶円見せて、
「ね、現金持ってるんだから、3億円貸して」と銀行に言ったところで
だからといって…と銀行は言うだろう。
今、10億円あるからといって、明日、全部支払いに使われてしまうかもしれないわけで。

「じゃ、この10億円、おたくで口座作って入金するから、3億貸して」
こういえば、銀行も、「検討に入りましょう」と前向きになれるわけだ。

まあ中国の思惑がうまくいくかどうかはわからない。
が、おらが国の通貨を基軸通貨に という思いは相当強いのだなと。

流れがはっきりと変わったのは、ウクライナ戦争で
アメリカが、ロシアの資産を凍結したこと、だろう。

ああ、アメリカ、こういうことするんなら
うちもアメリカと敵対することになれば
ドル資産は凍結されるかもしれない。
そう考えたのは、中国だけではないだろう。

プロジェクトX風に言うと
そのとき 中国は 動いた というわけだが
動いた結果としてどうなるかは、現在進行形なのでわからない。
中国が動けば、対抗してアメリカも動くし、ユーロ圏だって
反応をするわけだから…。

いずれにせよ人民元は、数歩ほど、基軸通貨となる為に前進した。
ま、個人的に言えば、人民元基軸通貨となる世界なんて、
控えめに言って、あまり見たくはないが。

ボクの考える不動産投資の王道とは?

今日書くことには迷いがある。
主観が入っているから。
「ボクの考えた最強のxx」系の話だから、まあいいか、とも思う。

長く考えていて、結論が出なかったことがある。

手残りは少ないが、値崩れしなさそうな物件 

手残りは多いが、値崩れする可能性が高く
(ここはある程度確実に)
20年後、多少の空室が出やすそうな物件
(ここは、ある程度の不確実さで)
のどちらがいいか?

もちろん、手残りがいっぱいあって
値崩れもせず、空室にもならない物件が一番良いに決まっている。

でもそんなものはない。
あるというのなら、東京23区内で、一部地域を除いて
再建築可能で、利回りがほぼ10%の物件を探したらいい。
新宿なり、渋谷なりで。

あるわけがない!

もうひとつ、利回りが9%の築古物件で
10年しかローンが出ない物件は買いか?という問題。
もちろん10年後も、賃貸需要は、おそらく旺盛だろうという前提だが
ローン期間中は、キャッシュフローはほぼ出ない。
(大きな修繕が無ければ、ギリギリ赤字にはならない感じか?)

資産価値があるけれど、キャッシュフローが少ない物件
利回りは高いが、ローン期間が短い物件

要するに両方とも、ローンの支払いの間、キャッシュフローが出ないわけだ。

ここでね、出来るだけ主観を排して考えようとして
どうしても邪魔をする「属性」がある。
自分の年齢。

どうしても、物を考えるとき、年齢だけは前提として置いてしまう。
ボクはジジイだから、10年後にいっぱいお金がもらえると言われても
「年だから…」と躊躇してしまう。
じゃ、若い人なら良いのかと言われても
「若くして死んだり、体を悪くして、お金があってもあまり楽しめなかったりするかも?」
なんて考えてしまう。
その考えが、発想が、ジジムサイわけだ。

あと、それとは別に、複利の問題も考えてしまう。
不動産が、ずっと右肩上がりなら、持ち続けていれば複利的な効果はある。
でもボクとしては、ここはあまり信じていない。
10年後も同じぐらいの価値がありそう、は考えられるが
10年後、値上がりしてそう、はあまり考えない。

都内で3億の物件があるとしよう。
ローンの期間が20年と仮定して
ローン期間中、手残りが年100万円だとしよう。
手残りとしては心細いですね。
で、これが、毎年2%ずつ価格が上がり続けるのなら
20年後には4億5千万程度の価値になるわけだが
たとえば東京で、これだけ順当に、価値が上がるだろうか?と。

あるいは、毎年5%の複利効果が得たければ
7億の価値が無ければならないことになる。
こうならならない、とは言えないが
なってはいけない気もする。

もしこうなるのなら、そのとき、日本の平均年収は
アバウトに2倍程度にはなっているはず。
じゃないと、都内では、そこそこの年収がある人でも
今以上に、日本人が、個人で所有して住むことの出来ない地域になってしまう。

でも、今の日本の状況で、そこまで賃金上がりますかねえ?
ちょっと無理筋じゃね?
そうなると、その地域一帯は、商用施設と、少数の賃貸しかない状態になる。
つまりは、都内全体が、新宿や渋谷のような状態になるわけだ。
そうならないとは言い切れないが、そうなるということは、行政の失敗でもあり
あまり望ましい未来だとは考えられない。

じゃあ、値上がり分って、インフレ率とイコールなの?
と言われると、だいたいそうだろうね、というか
それが望ましい姿だろうね、というのがボクの回答。

つまりは、不動産賃貸業としては、もし現金で固いところを買えば
あまり儲からない、というのがひとつの結論ではあるが
今回はローンのお話。
20%の頭金を入れたとして
元金の6000万が、20年後、同じ値と仮定して3億になるというお話。
その間、毎年100万円ずつ入ると。
ま、悪くないけれど、20年後ってところがなあ…。
途中で売ることで、ローンが減って、1億なりが手元に残るならいいが…。

たださあ、3億の土地値の物に、古い上物をつけて、3億で売れるかね?
利回り4%とかで仮定して(土地値が固いってことは利回り低いからねえ)
現金で買うのは、賃貸業としては旨味が無いのは、上で話したとおり。
それなりに古くもなれば、ローンもつけにくい…。
となると、誰が買う? という疑問も無くはない。
買う方としては、上物を壊す分、仮に1000万なり2000万なりは
安くならないと、買いづらいよねえ?

やはり、日本型の賃貸業では、利回りがある程度高くないと
手が出せないわけで。
理由は単純で、日本の建物、上物は、「使い捨て」扱いだから。
海外ほど長期利用を想定されてもいないし
日本は地震も多いし。
そこを無視して、現在は海外勢などが、買いを入れてはいるが
ぶっちゃけこれが、長く続くかは疑問なわけで。

やはり、日本で賃貸業をやるなら、利回りは8%程度あることが望ましいと。
んで、ある程度物件を買い進めることで
手動で複利効果を得ないといけないと。
ひとつをずっと持ち続けるのなら、家賃が現状維持では
単利なわけだから。
んで、利回りが低すぎると、買い増しが難しいので
限りなく単利に近くなるよと…。
利回りが低くても、需要が高い地域で、返済を家賃収入でしてもらって、というのは
悪くはないんだけれど、そこまで固いとも思えないよと…。

あと一部地域は、少しだけ物件価格が上がりすぎてるんじゃね? とも。

FX、戦略の改訂版

さて、以前から何度か書いたFX戦略ですが
現状に合わせて、多少改訂したものを書き直します。
金利とか、色々変わってきましたんで。

まず通貨はメキシコペソ。
これ、別にどおおおしても、メキシコペソじゃないとアカン
なあんてことはありません。
金利通貨なら、まあ一応なんでも良いっちゃあ良いです。
でも、トルコリラはやめましょうね。
ずっと下がり続けている通貨は危険です。

さて、具体的な数字について。
今、メキシコペソは、ほぼ8円です。
1万ペソで8万円。
で、過去の最安値が、だいたい4円と考えます。
つまり、8円で買っても、4円までは下落する可能性はあると。
(まあこのとき、コロナ真っ最中ですから、似たような何かが無ければ
ここまで落ちるかは疑問ですが)

で、4円まで下落しても耐えられるように買うなら
4万円で、1万ペソを買う。
レバレッジ2倍 ですね。

よしじゃあそれで計算を…と言いたいところですが
もうちょっとだけ安全にいきましょう。
計算も楽になるんで、5万円で1万ペソ買いましょう。
つか、10万円で2万ペソで計算しましょう。

で、スワップは、1日15円。
1年で5475円です。
2万ペソ買うので、2倍して、10950円です。
10万円を入金しているので、利回りとしては10.9%
たしか前回計算したときは、12%以上はあったはずですが
メキシコの金利が落ちて、日本の金利も上がって、今このぐらいです。

で、そのときも書いたのですが
不動産で、戸建て投資でもするのなら、
まあ利回り10%ぐらいのものは、探せばあります。
でもここから、
管理会社に数%抜かれて、
空室の期間は家賃が入らず
修繕があれば、いくらかを支払い…。
なあんてやっていくと、家賃の2割か3割は経費になります。
ボクの場合、アパートなら2割、1軒家なら3割弱と考えてます。
(これ、アパートでも学生向けならもうちょっと高めにとか、色々ありますが)
これが一切かからない分、FXの方が有利だよというのが、ボクの持論…ではありますが。

ただ、毎回言っていることですが
築古なら、家賃は下がりません。
適正な家賃価格で、ちゃんとキレイに修繕していれば
家賃が下がることは、あまりないです。
(需要が無くなって空室が埋まらなくなることはあるけど)

たいするに、FXは、金利が変更されれば
がっつりスワップは落ちます。
今、10%超えてるなんて言ってますが
1年後、もっと下がるかと。
また、現在8円のペソが、7円まで下落すれば
スワップも7/8になります。
一方で不動産なら、今の相場で800万円の家が
相場が下がって700万ぐらいになっても
家賃は変わりません。
これね、バブル期なんて、土地の値段が1/3とかになっちゃったけど
家賃はほぼ変わりませんでしたし。
1部屋6万のワンルームが、2万円になったりはしません。
けど、FXだと、きっちり1/3になっちゃう。

不動産より優位だと言っても、どういう局面でも
必ず優位なわけは無いんです。
(そんなに全面的に優位なら、ボクも不動産なんて一切やりませんw)

とね、現状のFXについての考察の改訂版です。
とりあえず、メキシコペソで書きましたが
たとえばオーストラリアドルでも同じこと。
現状98円として、最低値を58円と考えると
40万円で、1万豪ドル買えるわけです。
まあ同様に、10万円アソビを入れて
100万円で、2万豪ドル買うとして
1日あたり83円、年間3万ちょい
2万通貨だから60500円。
利回りで6%ちょい。
ボクなら
ちょっと利回りが足りないかなあ?という点と
豪ドル/円の中心点は、80円前後かなあ?という
値ごろ感があるので、あまりやりたくはないです。
メキシコペソは、9円台から7円ちょどぐらいまで落ちて
今8円なので、まだ少し、マシかもしれないと。

ただ、メキシコペソの中心点は、ボクの感覚だと
5.6~5.8ぐらいなんですけどねえ。
まあこれちょっと、感覚が古いだけってのもあります。
豪ドルの中心点的なポイントは、一応の自信は無くはないですが
メキシコペソは、ちょい怪しいかなあ。
上にも下にもぶれそうな…。

まあボクの場合、メキシコペソメインの口座に
だいたい100万円あるんで
20万ペソ買うつもりでいます。
現在はまだ5万ほどしか買ってません。
10万ペソぐらい持ってましたけど、上がったときに売っちゃったので…。

まあぼちぼち、下がれば買い増ししてって感じで考えているところです。
(つまりは、これから下がると思ってるわけですねえ)




日本型の雇用の限界、日本の社会の限界

今回は、前に書いたAmazonの話の続きです。
バブル以降、なぜ日本は成長しなくなったのか?
について。
ま、前にAmazonの話を書いたのも、これを書こうと思ったからなわけで。

まずは前回のまとめとして、仮定の例について。

最初は小さかった Aという企業が
だんだんと大きくなり、そのジャンルを独占するに至ったとしよう。

ジャンルはまあ、なんでもいい。
前回まで何度かAmazonを例として話したので、今回も
Amazonで行こうか?

最初はとても小さかったのだが
どんどん成長し、そのジャンルの市場を独占する…。
このとき、成長のスピードは、とても早かったわけだが。

市場を独占した後は、その市場の成長の分+ちょっとぐらいしか成長できない。
少なくともそのジャンルでは、成長の余地があまり無いからで
これはもう、至極当然でしょう。
市場の成長分が、まあ2%ぐらいとして、プラスアルファで努力して
まあ3%もあれば限界でしょう。

で、株で見ると、期待される成長は、5%ぐらいじゃねえの?知らんけど。
毎年2、3%しか成長しないんじゃ、物足りない
というか、物価上昇と同じ成長率じゃあ、そんな株、あまり買われないでしょうね。

だから、今のジャンルから、あちこちに
種を飛ばして、他のジャンルでも成長しようとする…。

ただね、あるジャンルを独占するほどに大きくなった企業は
社会の成長の為には、いっそ潰れた方がありがたい。

大きな企業の倒産により一時的にはGDPを押し下げる要因になるが

中期スパンで見ると、中堅企業がそのシェアを奪い、
成長することの利点の方が大きくなるわけだ。

少し過去を見てみよう。
日本は敗戦後、このスペースがいっぱいあった。
単に人口ボーナスがあったからというだけでなく
供給する企業が足りないことから
成長するための、「空地」がいっぱいあったわけだ。

そこで、新興の企業がいくつか、ポンポンと大きくなり
その株を買った人も儲かったのだが
やがて、それらが成長するにつれ
空地が無くなっていった。

新興の企業がどんどん大きくなれば
市場全体の成長スピードも大きくなるわけだが
ある程度まで大きくなると、成長スピードは落ちる。

丸いシャーレに、培地として
寒天でも塗っておいて
3つほど、菌をぽつぽつと、離して置いたとしよう。
それらは指数関数的にどんどんと成長していくが
やがてそれぞれが接して、空間が飽和すると
定常化してしまう。
そうなると、たとえ栄養が十分にあっても
成長するための空間が無い為に、菌の数はそれ以上増えなくなる。

現実のシャーレと違い、市場は年に数パーセントずつ大きくなるので
それに合わせてその中の企業も、少しずつは成長もする。
だがその勢いは小さく、それ故に
市場もそれまでほどは成長しなくなる。
つまり、シャーレ自体が大きくなるスピードも、遅くなるわけだ。

だがその空地を、新興の企業が成長し、埋めていく過程で
社会全体のパイが大きくなった、ということ。


と、ここで、日本の場合、個人事業主が減っていったわけで。

これは日本人の特性に寄る部分も大きいのだろうが
寄らば大樹の陰で、みんながより大きな企業へ就職しようとした結果かもしれない。
就職活動などで、内定をもらった企業の規模の大きさで、マウントを取り合うなどが
わかりやすいだろうか。

俺は自営でやってくんで、あんま興味ない…という人や
東大出たけど、実家の町工場を継ぐなんて人は
稀なわけだ。

ということで、優秀な人ほど、より大きな企業に勤めようとする。
が、これらは既に大きいが故に、あまり成長できない。
また、それなりの規模の企業が倒産することがあっても
そのスペースは、他の、規模の大きな企業が埋めてしまう。

日産が倒産することがあったとしても
トヨタやホンダなりマツダやスズキあたりが
シェアを奪い合うわけで、これらは既に大きな企業だから
大勢に大きな影響は与えにくいわけだ。

 

小さな点から始まって、急成長して大きくなることは
なかなか起きない。
だって、企業が大きくなる為には、ある程度優秀な人が居なきゃダメだもの…。
その優秀な人が、大きな企業に集まっているから
空いたスペースがあれば、そこをより早く狙うわけだ。

 

この状況が、バブル期ぐらいから、2014年ぐらいまで
ずっと続いてきたと、ボクは感じている。

で、2014年ぐらいから、スタートアップなどと
呼ばれるものが、ぼつぼつ出始めたわけだが…。

でもやっぱり、雇用が流動化しないんだなあ…。
アメリカを例とすると、20代から40代までで
平均すると、13回程度は転職すると言われているが
日本ではせいぜい3回かそこら。
しかも、規模の大きな企業に勤める人ほど
転職をしない…。
つまり、優秀な人は、大きな企業に勤め、あまりそこから動かないわけだ。

で、大企業などは、勤続年数に従って
給与がアップする。
だから、個人で見れば、年々給与が上がっているように感じるのだが
企業が払う給与の総数は、あまり変化しない。
まあ良く言われる話で、理屈はすんなりとわかるだろう。

20代 20万
30代 25万
40代 30万
50代 35万

という構成の企業があるとしよう。

10年後、50代の人がみんな定年で退職すれば
同数の20代を、20万で雇えばいい。
そうすると、35万払っていた人がいなくなり
同数の人を、20万で雇えるわけだ。
そして、この差額の15万を、30代、40代、50代に
5万ずつ与える。

これで、雇われている個人は、みな、勤続年数に従って
給与は上がっているが、企業の払う給与の総額は同じになる。
まあつまり、個人の給与は上がっているはずなのに
経済全体は、成長しないわけだ。
なにせ個人が消費するお金は、貰った給与なわけだから
給与の総額が同じなら、消費が伸びるわけがない。

だから外圧がなければ、物価も上がらない。
パイが、先ほどの例で言うと、シャーレがあまり大きくならない。
だから、企業が成長する余地も小さい。


で、これってそもそもどうして?
なんで日本はそうなってしまうのか? というと
日本人は、変わらないことをよしとする傾向が強いからじゃないかなあと感じている。

転職回数は多いより少ない方がいいとか
企業は倒産するより、長く存続し続ける方がいいとか。
これらは、成長段階では良いのだが
衰退段階では、マイナスに働く。

根底にあるのは、個々のマインドなので、そうそう簡単には変わらないが
ぶっちゃけ…このままだと下落一直線なわけで。

個人が、それぞれの局面で、自分に合った選択をするんじゃないと
社会は変化しにくいよねえ…と。

これからのドル円の見通し

先日のアメリカの指標から、ドル円の見通しを変えざるを得なくなってきたかも?と。

どうやらアメリカの物価は上昇しているらしい。
まあそりゃそうだ、とは思うが…

で、これにより9月以降の利下げが怪しくなってきた…。
直前までは、9月に0.5下げて、以降段階的に…とも考えていたが
これだけPPIがはっきりと上昇してしまうと
0.5は下げにくいだろうし、継続的に下げられるかも疑問。

まあこれまで、利下げされれば、株に資金が集まり
なんだかんだと、「経済は順調だ」的な見通しが強く
正直、「お前ら、お花畑か?」ぐらいに思っていたわけで
これからは、
賃金はさほど上がらず、物があまり売れないのに物価上昇は継続するという
地獄絵図になると考えている。
そんでもって、アメリカドルの信認も揺らぎ、投資も減ることで
ようやくドル安になる…というのがボクのシナリオ。
まあそこまで進むのには、半年から1年ぐらいかかるかもと。

ただ、いずれにせよ途中経過として、利下げがあれば、その段階では
ドル安に進むだろうと。
ただそれは、地滑り的なドル安ではなく
階段を一段(利下げ幅によっては二段)降りるような形になるだろうと。

で、9月にとりあえず、1,2段、降りるかも?と思っていたのが
1段降りるか、もしかしてあまり落ちない可能性も出て来たなあと。

まあそれだけなら、わざわざブログに書かない。
ここからが本題。

トランプ関税の交渉で、アメリカへの80兆円の投資だが
普通に考えると
日本企業は、円をドルに替えて、ドル建てで投資をする ということになる。
となると、がっつりドル高に動くので
仮に、日本なりが、これをやると決まった時点で
ドル高になり、他の海外からの投資は一気に減ってしまう。
トランプ大統領も、ドル安を望んでいるので、このシナリオは
一般的だが、ひっじょーにまずい。

日本の所有する米国債を売る
たしかに、米国債を売り、それで得たドルを、アメリカに投資するというのは
理論上は出来る。
が…80兆円分となると、日本の保有額の半分かそこら。
こんなもんを市場に出せば、まあ…古い言い方をすれば
汽車も電車もみなとまる の世界だろう。

市場を介さずに、国債を直接FRB等に売るなど…
FRBぐらいしか、買い手は思いつかないが
買ってくれるかねえ…。

日本政府の保有する米国債を、日本の企業が円建てで買い
これを売却せず、現物として時価計算して、アメリカに「投資」をする

このシナリオでは、円をドルに替えることもせず
アメリカ国債も売却されない。
アメリカ国内では、投資で得た国債を担保として、金融機関から
低利でお金を借りることができる。

まあこのシナリオは、一番問題が少ない流れではあるが
めんどくさいですよねー。

ボクの持つトランプ像は
「これやったら良いんじゃね?」というアイディアを考える能力はあるが
「実務的に多方面に影響が出ないように考慮して進める」能力が皆無だと。

そもそも、80兆円の投資にしたって、国内向けのリップサービス的な
側面もあるわけで、実際のところ、どうなるかは疑問。

ただ、もし実際に、いつまでにいくら投資をするという
具体的な話になると
それが出ただけで、ドル高に動いて、投資がマイナス要因としても
働いちゃうよ? という…。

そう考えると、トランプ流のふかし に留めておく方が
アメリカにとっても都合が良いのかもしれないのだが
今、一番注意しておかなければならないのは、この点だろう。
もし本当にに、4年かけて80兆円を目標に、普通にドル建てで投資を?
ということになれば、
均して、年20兆円分、ドルが買われると市場が判断して
投資前から、えらいことんなんでー?

トランプ君、大丈夫かいな? 知らんけど。