投資家の本懐

FX、不動産投資、その他投資全般について

ありきたりじゃない万博批判(不動産)

以前、無駄話として、万博について言いたいことがあると書いたが
それについて、ボク独自の視点、ボクなりの考え方を書いてみたい。
どこかで聞いたような話なら、わざわざここで読む必要がないわけだから。

さてまずあの、おっきい日傘についてだが…。
まああれが、旧来の工法で作られていないかどうかは、ボクの書きたい本筋ではない。
仮にあれが、伝統的な工法で作られたものだとして
外国人があれを見て
マーベラス ワガ国デモ 導入シタイ」と言えるだろうか?
そもそも技術的に無理ではないか。
今ね、日本だけではなく、世界的に、先進国の人口減少や
労働市場の高騰が言われている中で
あのようなニッチな技術を世界へ向けてアピールして何がしたいのか?
(別に日本の伝統的な技術を否定したいわけではないが)
そもそもボクは、万博って、
「ボクの考えた未来のありかた」をアピールする場じゃないのかと?
(まあそこは、それぞれの考えはあるだろうが)
そういう場で、普及が難しい技術をアピールしてどうするのかと…。
まあボクが「投資家」的な目線だから、どうしてもそう考えてしまうのだろうが。

でね、建築コストがあ、高騰してえ…などと言われているが
あれね…。
もうさ、パビリオンさ、3Dプリンタで作ったら良くね?
工場で作ったのを、ただ組み立てるのではなく
現場にプリンタを持ち込んで、そこで作っちゃう。
3Dプリンタなら、建築自体は早く出来て、コストもそれなりで済む というのも

あるが、それだけではなく、むしろ期間中にパビリオンを建てるところを見せてしまったらどうだろうと。
実際、3D プリンターが動くところ、見たことある人、少ないだろうし
ましてや、そこそこ大きなプリンターで、建造物を作る場面なんて
アトラクションとしても面白いし、万博向きではないかと?
当然、他の建築より早く出来るとは言っても、期間中に建てるわけだから
その間、パビリオン自体は運営出来ないが、まあいいじゃないか。
多少、運営の開始が遅れたって、大問題にはなるまい。

でね、3Dプリンターを使う以上、耐久性や耐震性の問題はある。
でも、これらのパビリオンって、期間限定で使えれば良いわけだから
ま、いんじゃね?
あと素材として、「地球にやさしい」材料を…とかも考えれば
今回の万博のテーマにも合うだろうし、
解体や材料としての再利用なども考慮できれば、そこもアピールポイントになる。
職人という専門職の人口減に対する、ひとつの回答・挑戦として…とか。

もちろん、全部のパビリオンをこれで、なんて言うのは論外だが
一部でもそうやって作ることで、多少でも問題が緩和されそうに思えるが…。
ま、どうだろうねえ。
どうせこんなブログで吼えたって、誰も読まないし、実効性も検証してないけどさー…。