投資家の本懐

FX、不動産投資、その他投資全般について

やりたいことシリーズ

自分がいくらか関係のある、とある会社をベースに
思うような会社を書いていきたい。

こじんまりとした事務所がひとつ。
他に賃貸斡旋用の店舗と、これまたこじんまりとした管理部門。
出来れば店舗と事務所は、自社物件の一部を使い
他のスペースを賃貸に出す。

営業を担当する取引権者は数名。
自分が物件の保有者で、自分も規模を拡大する意思があることが前提。
各々が、レインズ等で、自分の欲しい物件を探すついでに
「自分は要らないが、投資用物件として旨味がある」と思えるモノを
勝手に情報として提供する。

営業がこの会社に籍を置くメリットは、主に2つ。
「自分で物件を買っても、手数料の一部がインセンティブ等でバックされる」
「社員という地位がある方が、融資を受けやすい」

賃貸業を営む個人が、自分で法人として不動産会社を設立する場合、
それぞれが独立して、税務だの労務だのを行わなければならない。
この、税務、労務、あるいは事務、あるいは事務所所有の経費などを
各自がバラバラに費用をかける代わりに一本化して削減できる。
その代わりとして、自分で買った物件の手数料は全て自分の会社に落ちる。
合同の会社に籍を置く場合、手数料の一部をインセンティブで貰うというよりは
会社の経費負担として一部を払う という考えの方が現実的かもしれない。

また、個人であれば、
自主管理をする
管理会社に任せる
の2択が主なのだが、数人分の物件+顧客の物件を扱うことで
非常に少数ではあるが、管理部門で人を雇い
ある程度、管理の状況を透明性を持って把握しつつ
雑務を管理部門に任せ、ワンクッション置くことも出来る。また、民泊なり、他業種へのトライなり、様々なチャレンジを企画することも出来る。

と、考えたとき、一番(?かどうかは人によるが)、問題点は
それぞれの独立志向的なメンタルだろう。
自分で会社を起こし、自分が社長となる。誰かに使われたくない。
たしかに…。
でも逆に、IT系の、本来はフリーランスなのだが
わざわざ会社に所属し、貰った仕事を会社経由とすることで
税務や労務の煩雑な取引を避けている知人もいる…。
まあそこらへん、考え方は人それぞれか…。