投資家の本懐

FX、不動産投資、その他投資全般について

運用の諸経費は20%?(不動産)

以前、諸経費は20%で計算してしまえと雑に書いたはず。
もしかすると、その話はまた後で…と書いていたかもしれないが?
書いていてずっと引っ掛かっていた。
今日はまずそこから。

諸経費はどう考える?と聞かれると
「まず15%弱引いて、そこから先は個別で引きます」
という答えが、一番妥当だろう。

見える経費
・管理費
・保険料
・固都税 などなど

読めない経費
・空室
・修繕
・客付け

ここで問題となるのが、「修繕」の部分。
ぶっちゃけADも空室も、家賃依存なので、パーセントで計算するのに馴染む。
家賃5万でADが1なら5万、家賃10万なら10万。
空室も同様に、5万の部屋が1ヶ月空けば5万だし、10万の部屋なら10万の逸失。

じゃあ修繕は?
ええ、少しだけ個人情報に絡むけど、少しだけ書きます。
ボクが元々持っていた物件は、雪がそこそこ降る地方です。
そういう地方なので、余談だが、見える経費のところに
融雪の為の冬の電気代、なんてものもかかる。
まあこれは、読める経費なので、今回は置いておくとして。

家賃が5万円の2DKと10万の2DK。
共に修繕費が15万かかるとして、片方は家賃3ヶ月分だが、他方は1.5ヶ月分。
これを、家賃の何パー で、両方に当てはまるようになど出来ない。
空室は出来る。
90%稼働と仮定しよう、80%と仮定…で、パーセントで落とし込める。

さきほど雪の話はしたが、海に近い物件も同様。
外壁やら外部の鉄階段やらの傷み方に差が出る。
この地方だから、ここだから、大規模修繕にかける費用やペースを
上げなければならない、ということもままある。

と、ブログを書いていると、「ああこれ大事なんだけど、今日の話と関係ないなあ」
などと思うことは良くある。
脱線して詳しく説明をするか、「後で詳しく書くから、今日はこの数字で」と
言い切ってしまうか…?

まあでもこれね、お得意の「アーカイブス」を見れば、わかる部分もあるわけです。
他の物件の「回転率」が出ている。
(もちろん完全な数字ではないですが)
「この辺り」で「この間取り」なら、A,B,Cとサンプルを見て
だいたいx年住んでいる。
周りがそうなのだから、自分がもし買えば、だいたい同様になる。
そこはもう、悲観して「うちだけ2年に一度出入りがあるかも」とか
逆に「うちの物件だけは、5年ぐらい住んでくれるかも」などと考えるべきではない。
周りと同じようになる。何度も書くが、まずこれが絶対。

今日は全然違うことを書きたかったのだが、この
「ずーーーっと引っ掛かっていた夏休みの宿題」をまず片付ける。
ここまでが作業。
で、次がぐちゃっとした思考のまとめへ…。