フローチャート的な思考？ とあれば、はい、と、いいえの答えの出し方やら
何やら面倒そうな話をするのかと思われそうだが、そうではなく…。
大家業をやっていると、細かいところで
「どうしますか？」というボールを渡されることは多い。
個々のはい、いいえ の返答ひとつで、事業が行き詰まるなんてことはあまりない。
ただ、求められるのは即応性、つまり早さ。
これ、交換しますか？ 修理しますか？
修理して治れば2万円ぐらい安いです。
治らなければ交換になり、まあ費用的には即交換とあまり変わりませんが
丸1日、時間を費やします。
さあどうします？
ぶっちゃけ、交換でいいのだー。
2万円、多く費用がかかっても、そんなことじゃ死なないのだー。
そんなの、賃借人に不便をかけないことが、一番なのだー。
（と、答えは人それぞれでしょうし、何が正しいかは置いといて）
問題は、「どうしますか？」と聞かれている間
管理会社なり、場合によっては業者さんなりが、返事を待っているってことだと
ボクは思っている。
いつでも電話なりで、出来るだけ早く出て
（3秒以内に出ろとかじゃなく、履歴で気づいて折り返すのではなく、ってこと）
返答はすみやかに。
まあ、想定があるから、すみやかな回答自体はわりと簡単。
問題は「わずらわしくね？」ってこと。
はい いいえ の返答を求められる回数自体、少ないに越したことね？と。
みなさん、ようやるなあ…とは思います。
はい、いいえの分岐をゼロにするのは絶対に不可能だけど
その回数が少なそうな物件を選ぶことは、不可能ではない。
（あくまで確率論で、実際、必ず減るわけじゃないけど）
なのに多くの人が、利回り中心で物件を探す。
幸せってなんだろう？って問いは、人それぞれだけど、
ボクはまあ、奥さんが仕事で残業が多いんだけど
帰ってきたとき、おつかれって言って
飯どうするって話して、近所の安い店に食べに行くでも
コンビニ弁当でもいいんだけど
（弁当屋はもう閉まってるし）
んで、「これおいしいね」とか「くっそまずいなこれｗ」とか話したり、
今週末はどう過ごそうかとか
わりとどうでもいいことを話したり…。
もしそんな時間に、電話が入ったら、なんかやだなあ…。
（そもそもそんな遅い時間に電話が来ること自体、ほぼ無いけれど）
知人がね、東北にね、利回り20％オーバーの物件を競売で買ったって話を又聞きして…。
買えたことも、今のところ順当に回っていることも、おめでとうなんだけど、
「羨ましかなあ？…」と考え込んでしまったボクです。
