投資家の本懐

FX、不動産投資、その他投資全般について

中期的な見通し

さてさて、個人的なことだが、今日が金消契約となる。
まずはめでたいと思うことにしたい。

で、日銀総裁
ブログ開設以来、ずーっと書いていたが、ここが昨年末からのひとつの節目だった。

ボクの予想。
昨年末~現在まで、政策に変更なし
現在 YCCに多少批判的な総裁が選ばれる

現実
昨年末に切り上げを実行。
現在 どちらかというと黒田路線を継承する総裁となりそう。

レート的な考え方で言うと
・予想では、2月まで135円~140円あたりをうろうろして
・2月以降130円を目指す
という予想が

・12月にガツンと落ちて
・2月から135円から上を目指す?
という結果となった。

さて今後。
FRBはとりあえずあと2回は利上げするのだろう。
ここで利上げを停止した場合、
・物価はグズグズと上昇を続ける
と予想。
このとき景気がまだ余力があるかどうか で
・再利上げ、あるいは利上げ継続
・利上げが出来ず、物価は上昇し、景気は後退する(最悪ですね)
のどちらかのシナリオとなる。

多くの予想では、物価上昇が止まり、景気も後退する という考えだが
これは難しいだろうと。
ボクが考える、潜在的に必要な利上げ幅は8%なので、物価上昇を止めるには
まだまだ全然足りない。
そもそもボクは、今回の物価上昇を利上げで対応するという考えに反対なのだが
それは詮無き事ゆえ言ってもしょうがない。

いずれにしろ、金利差はもう少し拡大するし
場合によってはもっともっと拡大する。
FRBが2回を待たずに利上げを停止し、年内に利下げという
シナリオもあるが、この場合
物価が上向き、経済が後退の最悪シナリオで確定になるのでは?と考えている。
こうなったら当面(少なくとも1年)は円安はない。

とりあえず、132円までに抵抗線が何本かあるわけで
遅くとも4月までにはこれを超える局面があるだろうというのが短期予想。

1回目、FRBが利上げをするかが、一番早い目安。
このとき利上げをして、さらに、まだもう少し利上げが必要という空気を出せば
なだらかに上。
2回目の利上げで、当面様子を見ると言えば、上よりの横。
もし「まだ利上げが必要かも」などと言いだせばさらに上向きのバイアスになる。

年後半で、物価上昇が収まらなければ、どうなるか?
可能性は低いが、再利上げと言えば、どうしても上向き。
利上げしなければ、お手上げ宣言ということになり、ドルは下落。
(以降1年程度下向きか?)

前にも書いたのだが、これらの予想には
ウクライナの戦争がいつ終わるか?」が重要。
戦争が終われば、物価上昇がある程度止まるので
経済だけを見ていてもどうにもならない。
ウクライナが有利に終わるか、ロシアが有利になるか が問題ではなく
プーチン
「や~めた」というのがいつになるか 彼の腹積もりひとつ。
4月までに終結などしようものなら
既に利上げしすぎな状態とも考えられるので
年内利下げも視野に入る。
この場合、物価も安定または下落するだろうから
アメリカ最悪のシナリオは回避される。

とまあ、突発的なニュースは置いておくとして
これで、何に目をやればドル円がどう動くかは、だいたいのところはわかるかと。