従来、副業という言葉がある。
サラリーマンの副業といえば、勤務時間外に別の仕事をすることだろう。
ボクの考える複業というのは
勤務時間を減らして、他の仕事をするという考え。
根本にあるのは、前回に書いた、労働人口の減少。
(前にまとめたかったが、分けて書くことにした)
労働人口が減れば、慢性的に人手不足な業界というのは出てくる。
人手は足りないが、その業界が無ければ、社会は回らない。
だから、今の人口でそれを補おうとするなら、一人が何役もしなければならない。
劇で言うと、王子様、家来、乞食 が登場する劇で
役者が2人しかいないような状態を想定している。
会社の側から考えると、売り上げが頭打ちであれば、給与は上げられない。
でも、労働生産性を高めれば、休みは上げられるかもしれない。
極端に言えば、現状の給与のままで、週3日休みにするとか。
働く側から考えると、増えた休み、1日分で、他の仕事をすれば
実質的な収入は増えるわけである。
徐々に少しずつでもこうなっていけば
「足りない部分」は補えるかもね? ということ。
まあいわゆる、ワークシェアリングなわけだが。
何が言いたいかというと
今の仕事だけをずっと続けていればいい という時代じゃないかもよとね。
今の仕事は続けながら、他にもうひとつ、別な仕事もする時代が来るかも?
人手が足りない以上
A、海外などから連れてくる
B、国内でなんとかする
のいずれかしかないわけで
Bを取るのなら、何年かすれば、こういう想定も出てくるかもね、と
予め、もし自分が、「もう一つ仕事を持ちなさい」と言われたら
何をしたいだろうかと、夢想してみてもいいのでは?