投資家の本懐

FX、不動産投資、その他投資全般について

中央銀行によるデジタル通貨のもうひとつの意味は?

さてさてさて
法人にて新たにFXを始め、薄く買って放置。
まだまだ買う余地があるが、融資の際に銀行に突っつかれて
損切りする場合もあり得るので、これぐらいにしておこうかと。
今のところマイナス5000円とかかな、まあどっちでもいいが。

今日のお題は、デジタル通貨構想について。
全くタイムリーでもないですが、誰も言っていないから、いつか
ここで触れたいと思っていた話題です。

デジタル=Ⅾとして記載します
たとえば1D円なら1円分にデジタル通貨ということで。

いきなりですが、主要国でデジタル通貨が広まったとしましょう。
給与はデジタルでもらう。
買い物も、大きなところはデジタル。
じゃあFXは?

けっこう前になるんですが、オバマ大統領が某主要会談の席で
為替取引に0.数ピピの税をかければ、大きな財源になる、と言っていたのを
覚えている人はいますでしょうか?
つまりは、知る人ぞ知る、トービン税です。
たとえば、我らが外為どっとこむを例にすれば
ドル円のスプレッドが0.2。

これを0.3にして、0.1を取引税として課税できれば…
まあ理屈としてはたしかにそうです。
でも、課税を実行する手段がない。
両替など至る所(第三国経由でも)で出来るので、どうやって課税すれば良いのやら、

雲をつかむような話でもありました。

じゃ、D円とDドルなら?
デジタル同士で交換をする場合、記録が残ります。
これなら、両方に0.1pipsつけることも、現金よりは容易に出来る可能性が出てくる。
(一般的にはデジタル取引になると、透明性が高まるという言い方をしますね)
0.2ピピとかなら、スプレッドが広がっても、まあ、なんとかならなくはない?
元々ディーラの取引は1本(100万ドル)からで
だいたいは、最低でも5本とかまとまった取引をすることが多いので
たかが01ぴぴ、されど…ですね。
たしかにこれに課税出来れば…。

世にベーシックインカムなどという言葉がありますが
この課税が可能になれば、そこで初めて、ワンチャンもしかして?となり得るかもと。

ではなんで今、デジタル通貨などというものが出てきたか?
もちろんこれは、スマホの浸透ですよね。
技術の進歩により、出来ることが広がって、世界が変わっていく。
ちょうど今は過渡期で、これからの数十年は、大きな変化の時代なのかもしれませんねえと、そういうお話でしたー。

でね、結局このお話って、何年かかけて、オチを考えるのが読む人のお仕事かと。
実現したとすれば、単にスプレッドが広がるというだけなのか
あるいは、FX業者に大きな影響を与えるのでは、とか。
おらぁ、そこまでは、わかんねーだよー
そもそもデジタル通貨がどれぐらい広まるかもわかんねーし。
ただ、「そういう面も、もしかしたら考えているのかもしれないな」と。
頭のどこかにこれを置きながら、今はただ、成り行きを見守る段階でしょうかねー。