投資家の本懐

FX、不動産投資、その他投資全般について

某社のらくつむという考え方(投資)

風邪の方は多少良くなった。
熱が上がる風邪なら、おつまみで肉とにんにくを取って、アルコールを流し込めば
だいたいなんとかなるのだが、鼻かぜはこれが効かなくて苦労しました。
おまけにアルコールは持病に良くないんで、連続して摂取したくないし
かといって、食欲があまりなくて、お酒を入れないと、しつこいものは食べられないし。
ま、年です。

さて、某社で「らくつむ」という商品が出されています。
少し以前からある手法で、過去に触れたかなあ?
(風邪で頭がぼーっとしていて、良く思い出せません)
ニーサのインデックスファンドのように、外貨を積み立てようという考え。
ボクはこれ、正解だとは思います。
海外では、ある程度安定していて、10%程度の利息がつく通貨もあります。
オーストラリアドルとかメキシコペソとか。
株は値上がりしなければ勝てませんし(配当があるとしても5%未満ですし)
一般人はなかなかレバレッジもかけにくいですが
FXならば、自分で決めたレバレッジをかけられます。
売るときも、買値と同値で売れさえすれば、利息×レバレッジ分が利益です。
値上がりを期待する必要が無く、ただ、だいたい同じぐらいの価格で
売却出来れば勝ちになるわけで。

賃貸業とスワップを狙うFXの手法は、根本が一緒で、賃貸業はFXの劣化版だと
以前から繰り返し書いてきました。
FXなら1万ドル買えば、10年後も1万ドルは1万ドルですが
不動産は、建物が必ず劣化しますし、購入時と入退去で費用がかかる。
借入でレバレッジをかければ、返済で利子を取られる。
おまけに利益が出た際の税金も、FXより高いわけで。

でも不動産は、そこに土地や建物を持ち、人と繋がるという
商売としての面白さがある。
何かをしているという「実感」がそこにあるわけです。

この「実感」という主観で考えると
不動 ≧ 個別株投資 > FX > FXの積み立て・インデックス投資
と、ボクは感じます。
ひとことで言うと、面白味がないわけです。

でもまあ、新ニーサで積み立てをするよりは、良いのではないかあると。
利益の見通しも目途は立てやすいですし。
だからまあ、新ニーサで積立をするぐらいなら
通貨を選んで、らくつむでもやる方が良いんじゃない?と。
ただ、ニーサは基本は無税なので、そこは利点が大きいですが。

ある人の本でね、金融市場の歪みを狙うのは難しいから、
インデックスファンドで長期投資することを、消去法的な結論として
提示されていましたが、いやいやFXこそが、
なぜか何年も是正されていない歪みだよーと。
ただ、ネガティブなイメージが大きくて一般的じゃないだけで。
でも今はもう、歪みが是正されつつあるんで、多少乗り遅れかもしれませんが。