投資家の本懐

FX、不動産投資、その他投資全般について

BNPLの増加が将来にどう影響するか(投資)

今回もあまり筆が進まないような内容ではありますが…

BNPL バイナウペイレイター
多少英語がわかる人なら、意味は直観的にわかるかと。
ネット販売で利用できるサービスです。
クレジットなどでかかる金利負担や手数料が無い(店側負担なので)

(予定通りに後で支払いがされなければ、もちろん延滞の金利はつきます)
PayPalなどが提供しているサービスですが
問題点がいくつか…。
まず、利用者の70%以上が、平均以下の所得層であること。
次に、クレジットカードよりは、信用情報をあまり強く見ていないこと。
データによると、利用者の1/3程度は、クレジットカード申請が通らない
信用スコアだとか…。
その代わりに使える枠が、1000ドル程度(年間でです)
クレジットカードの限度額と比べると、小さめではありますね。

問題はこれを利用した買い物が急増している点です。
もちろんクレジットカードでの利用額も過去最高を記録しています。
一方で、例えばウォルマートやら、一部のおもちゃメーカーやらが
もう雇用を維持出来ないほど売れ行きが悪いと。
まあつまり、現金で買えないし、クレジットカードももうバンバン使っちゃってるんで
実店舗では買い物が出来ない?
でも、BNPLを使えば、ネット販売でならまだ買えると。
いや、売買って、物を貰って金を渡すまでの行為を指すんで
この場合、商品は届いているけど、支払いはまだなんですよねえ…。

で、ブラックフライデーからクリスマスの時期の利用の支払いが
来年、温かくなりはじめるぐらい…です。
ボクの予想だと、その時期、アメリカの失業率は2%ぐらいは悪化しそうなわけで。

ま、予想自体はどうでもいいんです。
ただね、いつかは景気って悪くなるものです。
失業率も上がる局面もあります。
そのとき、2%失業者が増えるということは
2%の債務がうやむやになるということ。
ぶっちゃけ、カードも作れないような利用者が失業したら
回収とか困難でしょ。
どこかで破綻はします。
問題はその破綻が、どれだけ大きな影響を与えるかで
それはそのときの失業率やら、賃金の状況次第と。
前にも書きましたけど、特にアメリカは
ビジネスモデルというシステムという枠組みを作ることで利益を生み出す行為をしていますが
ときにこれが危険な場合もあり、サブプライム時の混ぜ物ジャンク債が市場を一層の混乱に陥れたような、そんな事態にもなりかねません。

ところで、来年の4月ぐらいには、日銀の利上げがあるかもという点で
今、岸田政権が危険水域じゃないですかー。
一方で、自民党も安部派が色々騒がれてます。
この政権も来年の春ぐらいかなあと…。
もしですよ、安部派から何人か、議員を辞職する者が出た場合
補欠選挙が行われるわけですが、そのとき、首相が岸田じゃやばいだろうと…。
んで、政局の混乱が経済にも多少の影響が出るかもしれない…。
場合によっては、あくまでも場合によっては、1ヶ月ぐらい、利上げが前後するかなあと。
ま、利上げの時期自体、それほどシビアに予想しているわけじゃないですが
一応ね、頭の片隅ぐらいには置いといてもいいかなあーと…。

ああ、こんな内容より、堀塾とか、都心部の投資とか、あるいは地方の投資とか
書きたいことは色々あるんだけれど…
あるいは、ちょっとだけ興味がある副業とかも…