投資家の本懐

FX、不動産投資、その他投資全般について

相場が上か下か

昔、ボクは今よりもキャピタル寄りだった。

民主党政権の頃、ドルが下がったのは覚えている人も多いと思う。
その頃、豪ドルやドルを触っていたボクは
値の上がり下がりを追いかけて、利益を出していた…つもりだったと今は思っている。

結論。
たしかに利益は出た。
が、一番下で黙ってx枚持っている方が、効率が良かった。
値動きの8割ぐらいしか拾えなかったし、スワップは半分以下しか貰えなかった。

サブプライムでも、あるいはトランプ政権の上がり下がりでもそう。
まあ、サブプライムのときは、豪ドルに関しては、スワップが極めて低かったので、それでもいい。
ここから、だんだんと
「どこかでは売らなければならないにしても、出来るだけ長く持とう。」と考えるようになった。

不動産賃貸業でも、将来の値下がりを待つより、今の価格で適正な物件を持ち、家賃を取るべき、という考え方の人は多い。
これは、正直異論がある。
だって、株やFXと違って、いざ損切りするとなったときの手間が大きすぎるもん。
売りたいと思ったとき、即時に売れない。
買い手を見つけるのに、数か月とかかかるし、手間も段違いに大きい。

個人的に思うのは、値が下がると思ったら、今はできれば現金で戸建てを買いなさいと。
アパートも戸建ても、それぞれ手法が微妙に違うんだし
いっしょくたにすんなよと…。
借りれるなら融資でもいい。

「将来返済が難しくなるかもしれないから、借りるな」ということではない。
将来売りたくなったとき
買い手が現金でも買えそうな物件を持っておくべきだと。

人口の増減は無視するとして
「投資」として不動産を買いたいという人は、外的な要因で大きく増減する。
やりたくても、銀行が貸してくれなければ、参加不能になるし。
でも、自分の住む家を持ちたいという人は、そこまで大きくは減らない。
金融機関が、住宅ローンを貸すのを全く辞める と考えるのも現実的ではない。

将来を予想して、何色の資産を持つか だと思う。

ただ、持たないというのは、現状は、持つ以上にリスクがあるかなあと。
前にも書いたが、何もしないというのは、銀行に預金という投資をするということで
それは危険かなあ。

さて、数日、仕事で家を離れます。
個人の確定申告の作業が主なんだけど、交通費を法人の経費にするつもり。
厳密に言うと、正しいのだろうか? という疑問はある。
ただ、個人だと、なぜそれが経費として必要なのかという説明が難しい仕組みになっている。
一方法人は、「法人としてしっかり仕事をすれば、経費にできる」
なんで個人が仕事で動いても、ちゃんと経費にならないんだろうねと、ちと疑問