投資家の本懐

FX、不動産投資、その他投資全般について

やる気を失くしていたが

がぜん面白くなってきた。

なんとなくで、円安がこのままだらっと進んで11月は終わりかと思っていた。
まさか、たかがCPIごときでこれほど動くとは。

CPIの結果にこれほど大きな乖離が出たのは、消費が予想以上に弱かったからではない。
コロナ以降、消費者の動向が大きく変わったことで、消費者の「代替材」への指向が強くなったから、という意見はある。
パンがなければケーキを食べればいいじゃない という有名な言葉があるが、
○○の時期には何をして、という消費者の行動が、たしかに大きく変わっている。

余談だけれど、ちょうど今日、電車に乗っていて、たまたま
遅延証明がインターネットで取れるようになりました」という貼り紙を見た。
本来であればこんなこと、20年も前に可能になっていて当然のこと。
さほど大規模な投資が必要なことでもないし、一度ネットで取れるようにしてしまえば、交通機関側も利用者も、利便性がある。
つくづく、日本は変化することが苦手な国なのだと感じた。

そんな日本でも、コロナで色々変わったじゃないか?
いわんやアメリカをや…?だから今、この指標だけでは、現在の「消費力」「消費意欲」は正しく測れていない、
なあんて、もっともらしく言っている人もいるが…

そもそも高いガソリンを気にせず買えるなら、車に乗り続けるし。
「パン」が高くて買いにくいから、代わりに「ケーキ」を買っているわけです。
それを無視して、たいした問題ではないと言うのも、どうかと思う。

でもやっぱり、これほど騒ぐことか?

これについて、Twitterで誰かがつぶやいてましたわ。
「よっぽどドル買いが溜まってたんだろう」と。

うんうん、低いところから、ずっと円を売り続けていたけど
「ちょっと、ドル高すぎ(円下がりすぎ)じゃね?」と、

ボクだけじゃなく多くの人がモヤモヤしていた、それが一番の原因では?

(全部じゃないにしろ)売る理由が欲しかった のでは?

ボクはもうちょっと、買い下がります。
ちょうどドル円がサポートあたりで止まったので、少し厚くメキシコペソを買ったら、
今度はペソだけ下を向き始めたけど、いいんです。
自信があるからというより、本質的にボクは、殴り合いが大好きなので。

まだ、もうちょっとだけ、はっきりとしたトレンド転換は先じゃないかなあ。

知らんけど。