投資家の本懐

FX、不動産投資、その他投資全般について

もし今自分が若かったら

もし、今自分が20代、30代で、収入が手取りで月20かそれ以下だったら…。

まず、10万円貯めて、メキシコペソを買うだろうか…。

投資で大事なことは2点
レバレッジ
複利

10万円で、メキシコペソなら2枚。
今のレートで7.5円として
これぐらいのレバレッジなら、許容範囲。
スワップが1枚当たり6000円だから、12000円として、利回り12%。

複利の部分は、意識して行わなければならず、金額が小さいので
外為どっとこむ が良いだろう。
半年ごとに、千メキシコペソを買い増す。

5年後には、3万メキシコペソと、スワップが7万5千円。
175000円の口座に、3枚のメキシコペソが収まることになり、
だいたい6万円で1枚持っている勘定。

もしもうちょっとお金があれば、300万ぐらいで、
一都三県の郊外に現金で戸建てを買って、貸せばいい
年間30万の収入として、これをそのままFXに回す。
5万円毎に1万通貨買うとして、6万通貨買えるが
徐々に買い増すわけだから、スワップは半分の3万通貨分しか貰えない。
30万円+1万8千円 となる。
と、ここで、色々諸経費が6万ほど引かれて、口座には25万程度しか残らなくなる。
(実際、必ずしも年末に全ての諸経費がかかるわけではないが、計算上そのようにした)
ちょっとレバレッジが高すぎるかもしれないが、まあ良しとしよう。
翌年は、12万通貨持つことになるが、スワップとしてもらえるのは9万通貨分。
25万+家賃1年分30万 スワップが5万4千円で、約60万。
やはり年末に6万円ほど諸経費を引いて、54万。

3年目は18万通貨で、スワップが12+3で15万通貨分
54万+30万 + スワップが9万円 計93万円
諸経費は6万引かれて、87万円。
ここに来て、ようやくスワップが諸経費を上回る

4年目 24万通貨 スワップが21万通貨分で12万6千円
87万+30万+12.6万ー6万 123万6千円かな?

5年目 30万通貨、スワップは27万通貨分16.2万
このあたりから、不動産の建物の減価償却が無くなり、税金も増えるが…。
税金込みで、諸経費を10万に変えても、年36万お金が増えることになる。
口座には約160万

不動産だけであれば、24万×5年で120万のところ、FXも併せたことで
40万ほど多く利益が出たことになる。

そして10年後、スワップだけで年間34万ちょい

家賃収入よりスワップが大きくなっている。
この10年間に貰えるスワップの総量は、ざっと
10×34÷2 で170万ぐらい。
何度も言うが、均等に積み立てるなら、概算で2で割ればいい。
家賃収入は、24万×10で、240万。ざっと考えて410万。

さて、建物がボロくなったし、諸経費を引いて200万でしか売れなかったとしよう。
手元に残るお金は、ざっと600万。
あるいは、建物を直して持ち続けて、-100万。
不動産+300万ぐらいが、資産。
もうちょっとお金があれば、この不動産を共同担保として、アパートでも
と言いたいところだが、そもそも300万で買える戸建てに、担保価値はない。
そこまでうまい話は無いわけだ。
あるいは不動産を売却し、600万を自己資金として、アパートを、と考えるとしても
年収が300ぐらいでは、やはり金融機関は相手にしてくれない。
(10年も経ってるんだから、少しは給与も上げろよと言いたいが)
この場合、600万を元手としてもうちょっと良い場所に戸建てでも買って
7年ぐらい回さないと、次のステップには行けない。
年収想定を300以下とすると、まあこんなものか。

スタートから17年ぐらいかけて、ようやく3000万程度のアパートが見えてくる。
まあここからは早いのだけれど。
3000万で利回りが10% 家賃は300万。
うち半分は返済で消えて、150万。
メキシコペソは1年で50枚買い増すとして、25枚分のスワップが15万。
翌年は、100枚持って、スワップは75枚分で45万。
4年も持っていれば、スワップだけで100万円以上入ってくるようになる。
ここからはもう、通貨を買い増す早さを遅らせていいだろう。

遅めだが、21年程度で、年収と副収入が同等になり、本業300×2になる。
使ったのは最初の手出し、300万だけだが、これが1年で稼げるようになる計算。

でも、年収300万の子が、300万用意するのって難しいよねー。
ただ、最初に300万あれば、このぐらいは楽にイケルだろうという試算。