投資家の本懐

FX、不動産投資、その他投資全般について

ショートについて

長くFXをしていれば

どう考えてもショートしかあり得ない状態

というのに、直面するものです。
サブプライムしかり、コロナしかり、日銀の介入しかり…

理由のはっきりとした大きな暴落で、わりと初期に落ち始めていることに気づけば
ドル円でショート します。
ボクの場合、ロングをする自分と、ショートをする自分は、別人格でしかないと考えています。
こういうときは、豪ドルしかしないとか、メキシコペソしかしないなどとは考えず、一番ボラリティの高いと思う通貨を、素直に売るだけです。
基本、持ち越しはしません。

これから先であれば、日銀総裁が変わって、もしも日本の政策金利を上げるなどと言いだせば、円高に振れますから、とっととドルで売るつもりでいます。
メキシコペソは別に、ポジションを清算してもしなくてもいいです。
ドルでしっかりと売って利益さえ出せれば、日本との金利差で逆転でもしない限り、スワップは入ってきます。
一旦売って、下で買いなおそうなどと考えるより、ドルを売って、メキシコペソは後で少しずつ買い増せばいいかと。
マイナスのポジションがいくら残ろうと、スワップがプラスで、口座の残高さえある程度ついてきていれば、それでいいです。
ついてきていなくても、買う通貨さえ読み違えていなければ、いずれはまた上がります。
こういうやり方では、金銭的な負担より、心理的な負担の方が大きいです。
残高はたしかに増えていますが、真っ赤なポジションも残っているわけで、
「いずれは黒くなるから」と言って、待つとか買い増すのは、人によっては辛いかもしれません。
「今までは大丈夫だったけれど、今回はダメかもしれない。想像以上に、さらに落ちてマイナスになるかもしれない。」などという考えは、誰でもよぎります。

自分で予想を立てたら、それを信じて突き通すこと
予想が外れたとき、誰かのせいにしたり、市場がおかしいとか言わないこと
(どんな異常な事態であっても、市場=正解なのですから、それがおかしいと思うのなら、もう終わりです)

この2点こそが、私の投資家としての肝なのかもしれません。